カンヌ映画祭とは?
1946年に始まって以来、今年で記念すべき60回目をむかえるカンヌ映画祭。南仏の高級リゾート地カンヌを舞台に、約10日間にわたって繰り広げられる映画の祭典で、ヴェネチア、ベルリン映画祭と並ぶ、世界三大映画祭の一つ。
5月のこの季節になると、人口7万人の小さな町に、世界中から映画スターや監督、ジャーナリストやバイヤーなど、映画関係者やファンが集まり、町全体がお祭りムード一色となる。
映画祭期間中は、パレとよばれるメイン会場を中心に、その周辺に点在する映画館でいろいろな作品が上映される。また、並行して行われるマーケット(国際映画見本市)も世界最大級で、いわゆる世界三大映画祭で、かつ三大マーケットに入るのは、カンヌ映画祭だけ。
また、カンヌといえば、レッドカーペットの光景が有名。コンペティションと特別招待部門へ出品する作品の関係者は、カメラマンやファンの視線を一斉に浴び、レッドカーペットで華麗なシーンを繰り広げる。
豪華なオートクチュールのドレスに身を包み、煌びやかに宝石で着飾ったスターの姿は、メディアの注目の的。世界三大映画祭でも、その華やかさにおいては、抜きん出た存在を誇っている。
60回カンヌ映画祭、、今年のみどころ
今年、コンペティション部門に選ばれたのは全22作品。コーエン兄弟、ガス・ヴァン・サント、エミール・クストリッツァ、ウォン・カーウァイといった常連や、日本から河瀬直美の『殯(もがり)の森』がエントリーした。
初監督作品『萌えの朱雀』でカメラドールを撮って以来、2003年の『沙羅双樹』がコンペ入りし、カンヌに愛され続ける河瀬直美。新作では、老人介護がテーマになっている。その他、アジアからは、なんといっても韓流が強い。
『オアシス』のイ・チャンドンや、『うつせみ』のキム・ギドクなど、常に賛否両論を巻き起こす実力派が顔を揃える。今年エントリーした22人の監督のうち、13人が初のコンペ入りを果たしたが、クエンティン・タランティーノやデヴィッド・フィンチャーなどアメリカの大作に混じって、ルーマニアやハンガリーの小品が肩を並べる、バラエティーに富んだ選出となった。
(出典 : Goo 映画)


